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森田忠明事務所

Author:森田忠明事務所
「玉鉾書院」(志士遺文・和漢古典等の学舎)を運営。機関誌「季刊ゐしんぴあ」発行。また「日本歌壇」(定例歌会毎月開催、会報「日本歌壇」)、「國民行動」(在野有志活動網 機関誌「國民行動」 、國風講座(國民行動主催)、「玉鉾奉仕団」(皇居勤労奉仕団体)、「大詔奉戴祭」「天長節を祝ふ会」の事務局担任。nippon@plum.plala.or.jp  http://ishinpeer.jp(準備中)
(写真=北岳より望見する富士)

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獨酌舒嘯

森田忠明事務所 【社稷廓清 草莽崛起】
2011年10月の記事

野田訪韓の無成果

 

 竹島」への言及なき野田訪韓の無成果!

 


 十月、野田首相が訪韓し李明博大統領と親密らしい関係を演出したが、はたして韓国はわが友邦か? また、訪韓の真意とは何か?


 終息なき対日干渉
 たしかに両国には北朝鮮といふ共通の脅威が存在する。ともに、いはゆる自由主義国として連帯提携、この宿敵に当らねばならぬのは自明である。だが、両国間にはその主張、氷炭相容れぬ竹島問題が存在する。歴史上の諸事実に鑑み、竹島がわが国固有の領土であることに一点の疑ひもない。つまり昭和二十七年、強欲なる李承晩ラインの設定以来、竹島韓国に不法に占拠されたまま今日に至つてをり、この観点からして同国は紛れもなく侵略国である。
 加へて韓国は、靖國神社、教科書では中国と足並を揃へて対日干渉に余念なく、軍慰安婦や在日参政権においても専ら強迫行為に走つて友邦ならざる野卑極まる振舞ひに終始してきた。ゆゑに自由主義国の共通項あるも、満面の笑みをもつてする交際なんぞ、したくともできるわけがない。
 この文脈において、竹島はむろん、予定される海洋科学基地建設、あるいはまたぞろ浮上中の慰安婦補償問題等に一切触れぬ今回の野田訪韓は一種異様であつたといはざるを得まい。外交慣例としての相互訪問の順序を違へてまで強行した訪韓には、今この期になぜ首脳会談かとの胡散臭さが付き纏ふのだ。
 

 儀軌引渡し
 まづ第一に、いかに日韓図書協定に基づくとはいへ、わが皇室所有の朝鮮王朝儀軌をはじめとする古文書の一方的引渡しは、恥知らずに皇室の尊厳に唾したも同然。しかも韓国保管の厖大なる対馬宗家文書に対しては「アクセスの改善を期待」程度の消極発言にとどめ、結局は媚を彼に売るに等しい軽率に与したものだ。十二月十日の引渡し期限以前に李明博の訪日なくば恥の上塗りに陥ること必定である。
 

 金融支援
 第二は、日韓通貨交換枠を、現行の百三十億ドル(約一兆円)から七百億ドル(約五兆四千億円)への大幅拡充の合意。欧州金融危機の波及を防ぐとの表面上の理由とは裏腹に、実はウォンの急落回避のためのウォン買ひとドル売りの資金提供、すなはち事実上の金融支援にほかならない。対露政経不可分の原則の綻びに似て、竹島の返還なくとも経済協力には進んで喜び応ずる卑屈なる姿勢を晒して余りあらう。
 

 経済連携協定
 第三、韓国側から「交渉の早期再開に向けて実務者レベルでの協議を加速化させる」との合意を得た経済連携協定(EPA)問題も、締結を見たわけでは毛頭なく、早期締結交渉再開の言質を取つたといふのですらもない。単に、二〇〇四年以来中断してゐる交渉を再開するための実務者協議を早めようとの合意に過ぎず、これまでの度重なる「交渉再開への検討加速化合意」といふ次元の再確認でしかなつた。
 韓国側が、対日貿易赤字を助長するEPA締結に二の足を踏んでゐるといふに、同国との間にことさら高らかに謳ふべき合意事項ではない。そもそも韓国が、経済面で「脱日本」を図つてゐる現況は否定すべくもない。むしろ重視する中国との貿易額が凄まじ勢ひで伸び、今では年間貿易高は二千億ドルに垂んとしてゐる。
 

 民団との蜜月
 かくして、韓国ウォンの匡救策を打ち出し、EPA締結に向けて哀願調を事とする野田の態度は疑念を抱かずしては理解に苦しむこと甚だしい。のみならず、占領の憂き目を見てゐる竹島には一言も発せず、海洋科学基地建設への動きや慰安婦補償をめぐる一連の摩擦に対する日本国としての断乎たる方針説明に徹しない拱手に至つては、まこと言語道断の誹りを免れまい。
 一国の総理のかかる怪しむべき所為は、いつたい何がしからしめたものか。ほかでもない民主党の、勢力伸張の上で強力な頼みとする在日韓国民団との提携を指摘できよう。政治献金と選挙応援の見返りに竹島を黙殺するばかりか、在日に地方参政権を付与し、慰安婦問題ではすべての請求権を無効にした日韓基本条約を無視してまで国家賠償に走らんとする図式が浮上する。
 

 韓国の走狗
 外国人からの献金は当然、罰則に抵触するに拘らず、野田以下、違反者が続出中だ。韓国籍と知らなかつたでは済まされぬ迂闊、といふよりも瑣末なカネと交換に祖国に泥を塗るたぐひであるからには、すでにして韓国の走狗である。走狗は元来、外国の為を謀つて忠を心がける通敵者以外ではない。
 ここに、喫緊の懸案なき野田の韓国行きの下心が浮彫りとなる。向後とも民団の篤き加護を仰がんとする低劣この上ない提灯持ち行(かう)というに尽きる。竹島占領の非を鳴らすべきであつたに、にたにたと泥鰌スウプなんぞ啜つてゐる遑なぞ皆目なかつたはずだ。売国者には、早晩必ず神罰が降る。首を洗つて待つがよい!

 

 

 

 

領海空侵犯とハッカア攻撃

 

 

  領海空侵犯とハッカア攻撃

 


 中国ロシア両軍によるわが領海領空侵犯が多発してゐる。舐められたものだといへば事は簡単だが、では、わが国はなぜ眼下に見られるのか。彼らは何ゆゑ日本を軽侮するのか。
 去る十月二十八日の野田首相二度目の所信表明演説に一目瞭然ながら、外交・安全保障に関する注目すべき覚悟の披瀝はなかつた。つまりは村山・菅両談話を忠実に継承して八方美人的に謝罪と配慮中心の外交を心がけ、頻発する中露の領海空侵犯にも遺憾二文字の伝達のみで対処せんとの腹でしかないと見てとれた。
 これを要するに、南西方面の島嶼防衛を主眼に「動的抑止力」の向上を目指す動きに対し、時代後れの左翼にして法相平岡秀夫がいふ「近隣諸国との緊張関係を高めることに繋がり、結果として日本の安全保障を危ぶませるものになる」「外交的努力を尽すことが先決である」とならう。

 外交的努力とは、そも何ぞや。過去その種努力を積み重ねてきたであらう結果が、眼前に見るいふも無残な姿ではないか。親中親韓大臣が日本の主張を毅然と行なつたとは絶えて聞かないし、チャイナスクウルやロシアスクウルら外務官僚にしても対外唯々諾々の形跡は認められるが、その逆では到底なかつた。

 たとひ多少の努力があつたと点頭するにせよ、相手の剣呑を見破る見識とは無縁であつた。人格的にも決して一筋縄ではゆかぬ指導者が運営する国家が重武装に奔走し、干戈を交へるをも辞さぬ覚悟で立ちはだかるとき、為政者官僚の無気力は言語に絶した。「先決」は心萎えたる者の戯言であつて、とうに無意味であることを己れらが証明してきたではなかつたか。「緊張関係」は、先方の無道と我の無気力無力によつてすでに高度なものに成り果ててゐる。
 近隣諸国は、日本の武力発動に至らぬ臆病を察してゐる。集団的自衛権を行使する準備にすらかからぬ躊躇を見通してゐる。自衛隊の人員、予算、武器等を削減はするが確乎不動の国防軍に仕立て上げぬ無定見を知悉してゐる。これでは見下されて当然である。従つて領土は還らず、東支那海の波浪は鎮められぬまま、日に日に窮境へ追ひ詰められてゆくほか、選択肢に事欠くこととなる。
 かかる体たらくは、三菱重工や石川島播磨重工など防衛関連の企業にサイバア攻撃を仕掛けられ、侵入者の大部分が中国発信と判明しても名指しできぬ国家体質と符合する。今や重きをなす情報戦の面において諸外国に後れをとつてゐる形勢を、国家の浮沈にかかはる重大なる危局として認識不能とあつては何をかいはんや、国家蘇生の覚束ぬこと火を見るよりも明瞭ではないか。
 翻つて、国の命運をになふ外交安保をかくも直視しえぬ蒙昧の徒あまたが跋扈するは、つひに歴史の不勉強と祖国へ向ける眼差しの冷淡さとに起因しよう。真剣誠実とは程遠い胡乱者(うろんもの)の速やかなる排除もまた、我らに課せられた由々しい使命として顕著である。


 

 

 

教育勅語恢弘の集ひ

 

 教育勅語恢弘の集ひ

   ~渙発百二十一年を記念して~
 

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 来る十月三十日は明治二十三年に明治天皇より教育勅語(「教育ニ関スル勅語」)が下賜された記念の日であります。
 顧みれば、勅語渙発は、欧米文物流入の中で道徳が軽視され国民思想が混乱する時代風潮を深く憂慮された明治天皇の聖旨が結実したものと申せませう。以来百二十年余、同様の時代風潮は遥かに悪化した様相で祖国を覆ひ尽し、亡国の惨状を呈してゐます。今日ほど教育勅語の精神が見直されるべき時はありません。
 皇国史上燦然と輝くこの勅語の比類無き意義を問ひ直すために私どもは旧臘、教育勅語渙発百二十年記念講演会を催しました。その後、これ一回に終らず継続して勅語の恢弘に微力を尽すべしとの声が関係者の間に上がり、これに応へて下記の集ひを行ふこととなつた次第です。
 講師にお迎へする佐藤雉鳴様は、教育勅語論議上劃期的な、さらに申せば空前絶後の問題提起を数年前に御著書を以て為された方であります。昨年の講演会に出席された方は、講師を務めた森田忠明本会同人がそのことに言及したことを御記憶でありませう。
 有志各位の御来席をお待ちしてゐます。
 平成二十三年十月吉日

 

【日 時】 十月三十日(日曜)十三時半~十六時
 

【会 場】 靖国会館二階、偕行の間
 

【次 第】 第一部 記念講演
       講師 佐藤雉鳴様(詔勅研究家)
        演題 教育勅語の奉戴と謹解

 

        第二部 会関係者意見表明
 

【参加費】 千円
 

【主催者】 教育勅語恢弘の会
     同人=魚谷哲央・四宮正貴・中村信一郎・福永武・藤本隆之・三澤浩一
      森博雄・森田忠明(代表)・小川力(正五十音順)

 

【講師紹介】
 昭和二十五年生れ。会社勤務を経て詔勅研究に専念する。実事求是が本分。著書に『本居宣長の古道論─図書館で読み解く『直毘霊』─』、『繙読「教育勅語」─曲解された二文字「中外」─』、『国家神道は生きている─靖国論議はすべて無効である─』、『日米の錯誤・神道指令─知識人の大罪─』(いづれもブイツーソリューション発行)。

 

【連絡先】
 参加申込みは前日までに下記(中村)宛へ
 電話:090ー4815ー8217
 FAX:03ー3712ー8862(電話兼)
 Eメイル:
nakasin@pop11.odn.ne.jpcaq97080@pop11.odn.ne.jp

 

〇どなたでも自由にご出席下さい。

 

 

 

 

《風簷詠懷》 もみぢばの

 

 [晨風夕影賦] 武蔵御陵勤勞奉仕   


もみぢばのうつろふころを參出來(まゐでく)る跫音(きようおん)さやにとよむ折ふし

 

 

 

《風簷詠懷》 世のつねも

 

 [晨風夕影賦] 武蔵御陵勤勞奉仕   


世のつねもここに及ぶや赤松の立ち枯るるさま見すぐしかねつ

 

 

 

《風簷詠懷》 拜みし

 

 [晨風夕影賦] 武蔵御陵勤勞奉仕   


拜(をろが)みし四(よ)つのみささぎあまつ日の照りおごそかに鎭まりますも

 

 

 

《風簷詠懷》 梢くぐり

 

 [晨風夕影賦] 武蔵御陵勤勞奉仕   


梢(うれ)くぐり小枝(さえだ)さぐくみ腰たゆし背伸びをわれはあまたたびする

 

 

 

《風簷詠懷》 樹木しげみ

 

 [晨風夕影賦] 武蔵御陵勤勞奉仕   


樹木(きぎ)しげみこちごち搖(あゆ)ぐ三十(みそ)まりの面みえわかず明晝(あかひる)にして

 

 

 

《風簷詠懷》 ほのぐらき

 

 [晨風夕影賦] 武蔵御陵勤勞奉仕   


ほのぐらき樹かげの落葉つゆけきに枯木(からぎ)まじるは掻き寄せがたし

 

 

 

《風簷詠懷》 秋さぶる

 

 [晨風夕影賦] 武蔵御陵勤勞奉仕   


秋さぶるみやま淸らに杉の秀(ほ)のたかだかとさす天(あめ)あをみかも

 

 

 

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